旅に出る前、入国審査で必要になるであろうお世話になる方の住所を尋ねました。
すると、「ラオスに住所はありません」という回答をいただく。
単純に住所は管理されていないという意味だとおもいますが、気になって気になって。
旅の間、郵便配達が無い事、電気料金などの請求書は電気会社が配るということ、
住んでる所は○○村の△△通りの何何さん と表現される事。日本からの荷物は
会社宛にする。などを聞きました。
離れた個人間の物資のやりとりが無い。もしくは自分で行く。とうことかな?
友達や知り合いに手紙を出したりしないのかなー?と思ったり。
とにかく今の日本の生活形態とは随分違っているのは確かです。
ラオスは本州に神奈川県民が暮らしているくらいの人口密度だそうです。
生活は小さなコミュニティーで簡潔してるのかもしれません。
毎朝家までパンを売りにきてくれるし、街に出るとリヤカーの様なもので
果物とか売ってるし。露天商もおおい。
と、少しネットを検索したら出てきた
サイト。郵便事情がわかりやすく
書かれていますので、気になる方は見てみて下さい。
ラオスからもどり、アトリエのポストを開けると、服へのお礼の手紙やはがきが
届いていて、とても嬉しくなりました。
この仕事を始めてから、お客様との手紙のやり取りが増えました。
メールの方が速くてよい事もあるのですが、手紙とか、はがきのほうがより
気持ちが伝わる実感があります(本当は直接会いに行きたいところですが)。
日本の東京で暮らしている今の私にとっては、郵便や宅配はあたりまえの
ように使っていましたが、ありがたいなあと改めて思いました。
定住型 果物屋さん