おあつらえマスク
今年に入ってから、




展示に向けての制作→展示→注文の制作
を2回繰り返しました。
その間、手が付けられないでいた注文服の制作にいま着手しております。
トワルを組んで、お客様に試着して頂いて、修正、本縫いという流れです。
そんななか、重い腰をあげ、大掃除を決行してみました!
目的は、増え続けて行く布の把握、整頓が第一でした。
布が沢山あるのはしょうがないのですが、切れ端も捨てられずにとっておいてある
のですが、これが大きなゴミ袋に4つくらいありました。
loosen up残布問題にとうとうメスを入れる時が…
原発の話を友人としていた時に出た
「使用済み核燃料の処理方法を決めてからでないと、原発は動かすべきでない」
という言葉が頭にうかぶ…
残布は人体に悪影響を及ぼすものじゃないけど、ため続けてもしょうがない。
どうしようか?
布の切れ端もひとつのエネルギーなので、簡単に捨てるという選択は出来ない。
やはり、小さな物をコツコツ作る時間を持とう!というほうに頭を向ける。
掃除中に布からでるホコリで気管支が辛くなったのをきっかけに、
「マスクを作ってみよう」と思い立つ。
冬、顔にピッタリ合った手作りマスクをしている素敵なおじいさんを見かけました。
奥さんが作ったのかな?と想像して微笑ましく眺めた記憶を辿って、マスクの作図を始める。
顔のサイズをだいたい計って、形をイメージして、ラフに線をかく
貝みたいな布と型紙

残布のライトグリーンのガーゼをセレクト

両脇にとも布で作ったひもを通して完成!

おじいさんがしていたマスクで最も心ひかれたのが、いとも簡単にひもの調節をしている
姿でした。ゴムより愛を感じる。気がする。
おじいさんのマスクの構造は見れなかったけど、ひもを引くだけで長さを調節
できる構造にしてみました。

*改善したいこと
もう少しパターンを立体的にする 縫い代を増やす ひもをもう少し長くする
いつも服ばかり作っているので、たまに小さな物を作ってみるのも気分が変わって
いいものですねー。
顔にピッタリの「おあつらえマスク作り教室」でも開いたら残布へるかしら?
- 2012.07.28 Saturday
- その他
- 00:41
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- by looosenup
冬のインフルエンザ対策、春の花粉症、
夏は旅先で大活躍しそうです。
残布の再生、決まりましたね!